FXを活用するテクニック
レバレッジを高めにしての短時間取引であり、50銭未満の為替差益を狙っての取引が中心です。
この取引ではポジションを翌日に持ち越すことはほとんどなく、見込み外の為替変動に対しては5銭未満でも早めの損切りを行うような取引をしておりました。
このような取引で1日の利益獲得目標は、叔父夫婦は「毎日3万円」、私は「毎日1万円」を目標として取引をしておりました。
また、取引通貨の種類は、米ドル/円を中心として、他に私と叔父がお気に入りのカナダドル/円とニュージーランドドル/円を売買し、取引通貨量は、資金の余裕のある叔父は20万〜50万通貨、私は5万〜10万通貨でした。
この取引方法で行うようになった理由は、短時間取引でロスカットになる確率は低いと考えたこと、短時間でも1回の取引で5000円前後を獲得することは容易なこと、値動きが一定の幅でしか動かない揉み合い相場でも利益を得られるなどであります。
多くの本には、初心者には中長期取引を勧めているものが多いのですが、これはトレンドが明確に現れている時は良いのですが、揉み合い相場では、取引をしない、無理なポジションを作らないということになり、いつまで経ってもチャートの読み方や分析方法を理解した真剣な取引ができないということになりかねないと考えていました。
できるだけリスクを避けるという意味においては正しい判断かもしれませんが、私たちは自らの経験で、短期取引が自分たちの取引スタイルに合った、そして、利益を得られる確率が高いと判断し、このようなスタイルになっていきました。
為替相場予測をするために私たちが主に参考にしていたのは、日足、60分足、15分足、5分足、1分足のローソク足チャートと移動平均線、そして、売られすぎ、買われすぎの相場状況を表すにオシレーター系のいくつかの指標を参考にして取引をしておりました。
その時の取引方法を以下に紹介しますと……例えば現在午後9時だとします。
米ドル/円、10万通貨で取引することとします。
チャートを見たら、5分、15分、60分足とも上昇中である。
午後9時15分、ローソク足が移動平均線の長期線に触れ、長期線の上を這い上がるように移動し始めたので、1分足チャートに切り替え、買いの操作準備をする。
1分足チャートの動きを観察していると、ローソク足と短期移動平均線と中期移動平均線が横ばい状態で、長期移動平均線が上から近づいてきている。
短期、中期移動平均線が長期移動平均線を上に抜けたときにローソク足が上昇し始めたので、ここで買いの注文を出す。
108.48円で売買成立。
すぐに、決済注文操作の準備をしておく。
ローソク足が長期移動平均線の下に来たが、5分足チャートを見ると、ストキャスティクスもMACDもまだ上昇中なのでしばらく様子を見ていると再度上昇し始めた。
午後9時28分、1分足のローソク足が陽線から陰線に変わると同時期に短期移動平均線を下回ったので決済注文する。
108.57で、9銭の利益で、金額は9000円……とこういう具合に、1時間の間に何回かの取引をしておりました。
この時のFX取引は、前記のような方法で1日に10回程度の取引になりますが、当然負けるときもありますが、予想に反した為替変動は5銭以内でも損きりするという自分たちのルールを決めて行っておりました。
揉み合い相場の短期売買では10銭以上の反転は確率が低いという素人考えからでした。
前述のフレキシブル・デイ・トレードは叔父と私の生活スタイルに沿った取引方法であり、他の方々に積極的に勧めるものではありませんが、私たち2人の素人投資家がのめり込んだ理由は、「ポジション保有が長いほどリスクも増える」という素人考えでした。
裏を返せば、「ポジション保有が短いほどリスクは少ない」と考えたわけです。
しかし、私たちの超短期デイトレードは、私たち2人に実に多くの反省と新たな知恵を与えてくれました。
素人の超短期デイトレードが通用しないという経験は11月9日の為替世界同時円高時にまんまと見せつけられました。
私と叔父が中心として取引していたドル円、カナダドル円、さらには、ユーロ円の全てが、短時間で2円から3円も下落してしまったのです。
通常は2秒単位で2ピプスから3ピプスで上下変動するものが、この時は1秒単位で10ピプス程度の下落変化が起きたのです。
あっという間に1円、2円と下落してしまいました。
ポンド円は短時間で5円の下落でした。
5円下がるということは、証拠金10万円でレバレッジ30倍なら15万円の損となり、それ以前にロスカットで8万円を短時間で失ったということになります。
この日の出来事は、私たち2人がパニックに陥ったはじめての経験となりました。
この手痛い経験から、私たちは初心に帰って戦略の練り直しをすることにしました。
さらに、2人で反省点をまとめ、取引のルール化を図ることにしました。
ぜひ参考にしていただきたいと思います。
毎日儲けるということでなく、1か月トータルで日々換算したら毎日これだけ儲かったというように気楽に考えてFXを楽しんでいただきたいと思います。
絶対にFXで精神的なストレスを作らないでください。
私たちの手痛い失敗からの教訓であります。
次に、叔父が以前から継続して行っているレバレッジ等倍取引についてですが、この取引をより安全に、そして、確実に行うために、損失回避(ヘッジ)として利用できる新しい金融商品がありましたので、紹介いたします。
これは、ワラントという金融商品で、叔父の教え子である証券マンが教えてくれました。
ワラント単体商品としても、小資本から取引できる面白い商品でありますが、特に為替に特化した為替ワラントをFX取引と併用して利用すれば、リスク保全できるという魅力的なものであります。
以下に、発売元のG証券に掲載されている説明を転載しましたので、参考にしていただきたいと思います。
私の叔父は、早速その利活用を検討し始めました。
各通貨の対円相場が上昇した場合に収益が期待できるタイプと下落した場合に収益が期待できる2つのタイプがあります。
為替ワラントの値動きは、一般に外国為替相場そのものの値動きより大きく、資金効率の高い投資が可能です。
外貨預金・FX等のリスクをヘッジすることも可能です。
外国為替は株式と比較して値動きが少ない分、一般に為替ワラントの「てこ効果」(レバレッジ)は、一般のワラントよりも大きい場合が多くなります。
ただし、時間の経過やその他の条件の影響によってワラントの価格は変動すること、低価格のワラントは値動きが極端に小さくなる場合があることに注意が必要です。
2004年5月26日時点の試算結果となります。
例えば、米ドルワラントの活用次第によっては、保有する米ドルの為替リスクをヘッジすることも可能です。
3か月間で為替レートが111円から100円のドル安となった場合、「米ドル安型」ワラントの満期日における償還金は50.0円となります。
投資した金額(購入金額)は返還されません。
また、利益の計算には別途手数料、税金等を考慮する必要があります。
米ドル下落による為替差損5万4825円の一部を米ドル安型ワラントによる利益で補うことができました。
ただし、米ドル安とならなかった場合には、米ドルワラントへの投資金額全額が損失となることにご注意ください。
以上ワラント(カバーワラント)については、国内で取り扱っている証券会社はまだ多くありませんが、私たちはM証券に確認、相談しながら取引を検討いたしました。
皆さんもご自分で調べてみることをお勧めいたします。
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